BLOG 山城屋庄藏

  • 【渋谷/和食/個室/割烹】山城屋庄蔵 渋谷で味わうおしゃれな和食②

    梅雨入りもあっという間、6月下旬には関東で梅雨明けという予想が出ています。これは稀に見る異例の早さで、梅雨が早く明けると暑い時期が長くなることが多いそうなので、皆様も熱中症には十分に注意してください。前回のブログで梅のクエン酸が疲労を回復するという話をしましたが、今回は身体を冷やす食材を紹介しようと思います。代表的なものとしてはレタスやキャベツ、胡瓜、トマト、茄子があります。これらは地面の上にできる野菜で、夏が旬です。旬の恵みは身近に手にすることが出来るとともに、身体にとっても必要な作用を持っているので、ぜひ沢山召し上がってください。
    それでは、コース後半のご紹介です。


    煮物は、梅雨時期の6月から7月に旬を迎える蛸を冷製で召し上がって頂きます。夏祭りの定番「たこ焼き」は熱々を食べますが、冷製で蛸の味を存分に味わうのも一興。アボカドをエスプーマにした山城屋庄藏ならではの独創性のある一品です。
    主菜は、きしめんに見立てた豚しゃぶをどうぞ。和風のさっぱりとしたお出汁が食欲をそそります。豚肉には「疲労回復のビタミン」と呼ばれるビタミンB1が豊富に含まれており、夏バテにも効果的です。
    食事は韓国料理のチヂミを模した「揚げプッチンゲ丼」をご用意しました。韓国では“雨が降るとプッチンゲが食べたくなる”と言われるほど定番のお料理で、パタパタという雨音がフライパンの油のはねる音を連想させるそうです。
    デザートは京都の名産品「水無月」をお楽しみください。6月の旧暦名がついた水無月は、三角形の形をした和菓子で6月30日に食べる習慣があります。この日は1年のちょうど真ん中にあたり、“夏越しの祓”といって1年の半分の穢れを落とす意味合いがあるため、その行事の一環として食べられるようになりました。


    梅雨が明け来月は7月。真夏になると夏野菜が多く収穫され、水分やカリウムを豊富に含んでいる野菜が身体にこもった熱を逃がし、身体の中からクールダウンしてくれます。トマトやキュウリなど生で食べられるものが多いので、夏に不足しがちな栄養素も簡単に補給出来ます。旬の食材は艶があり瑞々しく、ハリもあるのでお料理も華やぎ、まさに味を描いているようです。来月も五感を満たす献立で、ご来店を心よりお待ち申し上げております。

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