BLOG 山城屋庄藏

• 2022.10.02

  【渋谷/和食/個室/割烹】山城屋庄蔵　渋谷の和食でおしゃれに接待を①

  しだいに寒くなり少しずつ冬の気配が近づいています。先日は二十四節気の「寒露（かんろ）」でした。寒露とは、秋が深まり野草に冷たい露がむすぶことを言い、秋晴れの日が多くなり、各地で紅葉が多くみられる頃でもあります。それでは今月のテーマ「紅葉（もみじ）」のお献立です。
  先付は甘鯛の紅葉焼きです。紅葉焼きとは、紅葉色をイメージした焼き物を言います。鯛のふっくらとした身と優しい上品な味わいをお楽しみください。秋に色付く紅葉（もみじ）を連想させるため器にもこだわりました。
  椀物は、ひよこ豆のすり流しをどうぞ。花穂を散らした紅葉団子は鹿肉を使用し、スパイシーに仕上げました。鹿肉は、低脂肪・高たんぱくで鉄分も豊富に含まれているため、身体に嬉しいヘルシー食材です。
  
  紅葉を“もみじ”と呼ぶのは、紅葉の代表格であることに由来しています。お料理も秋が旬の食材を豊富に使用し、赤く染まる紅葉を表現しましたので、美味しい食事とワインで、心も身体も温まってください。
  八寸は、秋の紅葉をそのまま表現した一皿です。紅葉鯛の昆布締めに焼き栗の甘露煮、紅葉麩の煮っころがしなど、彩と食材と味覚、深まる秋をお料理で感じてください。
  蒸し物は、秋が旬の松茸と鱧を使った飯蒸しです。飯蒸しは蒸したもち米の食感を活かしたお料理のことを言います。お酒と一緒に炊き上げたもち米と風味豊かな松茸を併せてお召し上がりください。
  次回は、コース後半の「紅葉」お献立をご紹介します。