BLOG 山城屋庄藏

• 2022.10.10

  【渋谷/和食/個室/割烹】山城屋庄蔵　渋谷の和食でおしゃれに接待を②

  先日のブログで二十四節気のお話をしましたが、10月にはもうひとつ「霜降（そうこう）」があります。秋が深まって朝霜が降りる頃を言い、もみじや蔦が紅葉し、農作物の収穫も多く行われる時期です。「霜降」が過ぎると朝晩は冷え込み、冬仕度がはじまると言われています。身体を温める食材が多く収穫される今、お料理で皆様の食事をおもてなししたいと思います。それではコース後半のご案内です。
  主菜は、信玄鶏 シナモン香る竜田揚げをご用意しました。竜田揚げの「竜田」は、紅葉の名所で有名な奈良県の竜田川が由来といわれております。表面に見えるまばらに片栗粉の白いかたまりが出来るさまが竜田川を流れる紅葉のようであることから、竜田揚げと呼ばれるようになったそうです。柔らかくてふっくらジューシーな信玄鶏を堪能できます。
  

  食事は豚の有馬煮を添えた黒茶漬けにしました。黒いお茶漬けとは??と名前からして不思議なイメージですが、ご飯はイカ墨で炊いたものです。お出汁にもひと工夫しておりますので、見て食べて直接味わってください。
  最後、デザートは南瓜のカステラやビーツの外郎でコースを締めくくります。旬の食材はもちろんですが、洋の食材を和に落とし込んだ山城屋庄藏らしい味わいです。
  

  季節を表す二十四節気も残り4つ。11月の「立冬」「小雪」、12月の「大雪」「冬至」を残すのみです。季節が冬を迎えると同時に少しずつ今年も終わりに近づきます。景色が秋色に色づくように、食材も収穫の秋を迎えビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富な食材が増えてきますので、お客様が幸せな時間を過ごせるように、心を込めておもてなしいたします。